2022/07/01 13:49
ヘアメイクリハーサルとは、結婚式当日を迎える前に、ヘアメイクさんと一緒にリハーサルを行うこと。リハーサルをしないと、メイクや髪型はぶっつけ本番ということになるので、少し不安が残りますよね。やはりリハーサルを行って、しっかり納得した上で結婚式を迎えた方が安心。 ____________________________________
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____________________________________ ヘアメイクリハーサルとは、結婚式のヘアメイクを事前に試しておくこと。結婚式のドレスを前もって試着するのと同じように、ヘアメイクについて事前にどのようなメイク、髪型にするかを話し合い、リハーサルで実際に施していきます。リハーサルを行うことで、当日になって「思っていたものと違った」という事態 を防ぐことができます。 雑誌やSNSなどで見た髪型をかわいいと思っても、実際にそのように髪を切ってみたりアレンジしてみたりすると「なんだか違った」と思ったことはありませんか?挙式当日のヘアメイクについて打ち合わせで決めた内容も、同じようなことが起こる可能性がないとは言い切れません。 当日はヘアメイクにかける時間も限られているため、違う髪型にセットし直すのが困難なことも。でもヘアメイクリハーサルなら、何パターンかヘアスタイルを試せるので、もし違うと思ってもヘアメイクさんと相談しながら似合う髪型やメイクを試していくことができます。お色直しの髪型もここで決めておくと良いですね。
この記事では、ヘアメイクリハーサル当日はどんなことをするのか、服装や持ち物、そもそも必要なのかどうかまで、ヘアメイクリハーサルの日を迎えるにあたり、知っておきたい情報をご紹介します。ヘアメイクリハーサルに行く前に、ぜひチェックしてみてくださいね。ヘアメイクリハーサルって何するの?
ヘアメイクリハーサルなら何パターンか試せる
ヘアメイクリハーサルはいつ行うのがベスト?
では、ヘアメイクリハーサルはいつ頃行うのが良いのでしょうか。挙式日より前過ぎず、でも直前でもなく、ちょうど良い時期に設定できるようにしたいもの。
ヘアメイクリハーサルを行うベストな時期
目安としてはヘアメイクリハーサルは挙式の1ヶ月〜2週間前くらいに設定しておくのが良いでしょう。これならもし1回目のヘアメイクリハーサルで満足できなくても、まだ時間があるので2回目を設定することができます。また、前すぎると髪が伸びてしまって、リハーサルで決定したヘアスタイルが、当日は少し印象が違ってしまうこともあります。
土日などは混み合うことも予想されるので、予約自体は早めにしておくと安心ですよ。
前撮りと一緒に行うのもおすすめ
前撮りと兼ねてメイクリハーサルをするのも一つの手段。メイクリハーサルだけするよりも費用の節約になる場合もありますし、衣装を着るため挙式当日のイメージがしやすいという点もメリットです。
ドレス選びや小物合わせとヘアメイクリハーサルの順番
ヘアメイクリハーサルでメイクを決める前に決めておきたいのが、当日着るウェディングドレスです。メイクや髪型もドレスに合わせて調整していくので、ドレスが決まっていないとどのようなヘアメイクがしっくりくるかがわからないためです。
また、小物合わせもヘアメイクリハーサル前に行い、当日装着する予定のヘアアクセサリーなども決めておくと良いでしょう。
↓ウェディングドレス選びや、アクセサリー選びがまだの方はこちらの記事をご覧ください。小物合わせの日にどんなことをするか、小物合わせ当日までに準備しておきたいことも徹底解説しています。
>>ウェディングドレスの試着回数は何回?時期はいつから?所要時間や何着着たかまで気になる平均を徹底解説!
ヘアメイクリハーサルの服装
ヘアメイクリハーサルを行うときは、どのような服装で行くのが良いのでしょうか。この項目では、リハーサル当日の服装についてチェックしていきましょう。
ヘアメイクリハーサルの衣装は?ウェディングドレスは着用する?
ヘアメイクリハーサルには、実際に近い状態で臨むことで、具体的なイメージが湧きます。しかし、ヘアメイクリハーサルではウェディングドレスを着用しない場合がほとんど。
しかし、ウェディングドレスを着てヘアメイクリハーサルを行う必要がないとはいえ、普段着で行くのもちょっと考えもの。では、どのような服装でヘアメイクリハーサルに行けば良いかというと、ウェディングドレス姿をイメージしやすいよう、襟足や首元が広く開いた服や白いトップスなどを選ぶのがおすすめです。
冬の服装は注意が必要な場合も
リハーサルを冬に行う場合は、服装に注意が必要です。それは、冬場によく着るタートルネックなどの首元が詰まった洋服だと、当日のイメージがしづらいため。首元を冷やしたくない人は、マフラーなど着脱が簡単なアイテムを取り入れ、リハーサルに臨む際にはデコルテ周りはすっきりさせておきましょう。
↓ウェディングドレスを試着する際の服装や、準備しておきたい持ち物、髪型について知りたい人はこちらの記事をチェックしてみてください。
>>見落としナシ!ウェディングドレス試着当日の服装・持ち物・髪型完全攻略!
ヘアメイクリハーサルはすっぴんでもOK?
ヘアメイクリハーサルは、すっぴんで行くのが良いのか、それともメイクして行った方が良いのか少し悩むところですよね。また、マツエクやアイプチをしている人は、どのような状態で行くのが良いのでしょうか。
ノーメイクで行って問題なし
ヘアメイクリハーサルに行く際に悩むのが、メイクをしていくかどうかではないでしょうか。式場やメイクさんからノーメイクで来るようにリクエストがあった場合はすっぴんで、リクエストがなければどちらでもOKです。メイクをして行っても、会場でヘアメイクさんがメイクを落としてくれるのでメイクをして行っても問題ありません。
すっぴんで行く際は、自分のいつものメイクや服装など、雰囲気や好みがわかる写真を持っていくと、ヘアメイクさんも仕上がりのイメージがしやすくなるでしょう。
アイプチをしている人はヘアメイクリハーサルで相談を
アイプチをしている人は、どんな二重にしたいか、いつも使っているアイプチを使うかどうかなど、ヘアメイクリハーサルの際にメイクさんと打ち合わせの際に話し合っておきましょう。普段使っているアイプチをリハーサル時に持参して、メイクさんと相談しながらどのような仕上がりになるか確認しておくと良いですね。
リハーサル時の仕上がりによっては、アイプチだけは当日自分でやる、アイシャドウはアイプチの前に施してもらうなど、目元のメイクについて細かい手順を話し合っておくと安心です。
マツエクは本番を想定したものを装着
挙式当日にマツエクをする予定の人は、ヘアメイクリハーサルにもマツエクをしていきましょう。マツエクと一口に言ってもカールの形や毛量はさまざまなので、マツエクも含めて最高の仕上がりになるよう、本番を想定したマツエクがベストです。
眉毛の形や濃さはヘアメイクリハーサルで希望を伝えよう
顔の印象を左右する眉毛は、どのようにしてもらいたいかきちんと希望を伝えておくのがベター。本番と違って時間的な余裕のあるヘアメイクリハーサルなら、ヘアメイクさんと相談しながら決められるため、眉毛の完成度が高くなるでしょう。
ヘアメイクリハーサルの持ち物
さて、ヘアメイクリハーサルについて色々とわかってきたところで、当日持参するべき持ち物もチェックしておきましょう。
アクセサリー類
アクセサリーはドレス姿をより美しくしてくれる必須アイテム。小物合わせで選んだアクセサリーが手元にあれば持参して、ヘアメイクと合うかどうかを確認しましょう。
ヘアアクセサリーは実際に髪に着けてみるとイメージと違ったということもよくあります。特にティアラやヘッドドレスなどは、ヘアセットのボリュームによってフィット感も変わってきます。ベールなどの長さのあるヘアアクセサリーは、長すぎたり短かったりする場合もあるので、やはり事前の確認が重要です。
また、顔まわりの印象を左右するピアスやイヤリングもあれば持参しましょう。
ウエディングドレスやなりたいイメージ写真
ヘアメイクさんと理想のイメージを共有するのに役立つのが、なりたいイメージの写真です。イメージを言葉だけで伝えるのは意外と難しいもの。SNSなどで見つけた気に入ったヘアメイク画像をスマートフォンに保存して、リハーサル時にさっと見せられるようにすると良いですね。
また、ウエディングドレスやお色直しで着る予定のドレス、会場の装飾などもあらかじめ撮影しておき、画像を保存しておきましょう。これらの画像を共有することで、ヘアメイクさんもどのようなメイクが良いかイメージしやすいでしょう。
カメラ
リハーサルでセットしてもらった髪型やメイクを写真で残しておくため、カメラも持参しましょう。スマートフォンでも問題ありません。
いくつかのパターンをお願いすると迷ってしまうこともあるので、後で見返してどれが一番良かったかを冷静に選んだり、家族や友人に意見を求めたりするときにも役立ちます。
当日のタイムスケジュール
挙式当日は時間との戦い。髪型やメイクによっては時間がかかるものもあるため、当日のタイムスケジュールを持参し、メイクさんとあらかじめ共有しておくと安心です。特にお色直しで髪型を変更する人は、タイムスケジュールも忘れずに持参しましょう。
ヘアメイクリハーサルの料金やかかる時間
節約派の方なら、料金も気になるところですよね。ヘアメイクリハーサルの料金相場は、平均すると1万円程度。ただし、プランにヘアメイクリハーサルが含まれている場合もありますし、複数のメイクやヘアスタイルをリハーサルで試す場合は追加料金が発生する場合もあります。
時間については、2〜3時間が一般的です。結婚式前のバタバタとした時期にまとまって時間を取るのはなかなか難しい場合もありますが、ぶっつけ本番は不安という方は、前もってヘアメイクリハーサル用の時間を確保しておきましょう。
ヘアメイクリハーサルの流れ
ヘアメイクリハーサル当日はどんな流れでリハーサルを行うかというと、まずはヘアメイクさんとカウンセリングを行います。ここで好みのイメージや雰囲気を伝え、スタイリングの方向性を決めていきます。
その後、実際にメイクをしていきます。メイクの次はヘアスタイリング。その後、プランの内容によって、何パターンかヘアスタイルを試していき、当日どのようなヘアメイクをするか決定していきます。
ヘアメイクリハーサルで後悔しないために
ヘアメイクリハーサルをした結果、仕上がりがいまいちだったり、担当のヘアメイクさんと相性が悪かったりして、後悔したという声も見受けられます。
しかし、それがもし本番だったら取り返しのつかない事態ですが、今回は幸いなことにリハーサル。懸念点を当日までに解決しておけば、本番で後悔することもありません。そのために気をつけておくことをチェックしてみましょう。
なりたいイメージを視覚的に伝える
雑誌やSNSなどでなりたいイメージを集めておき、当日写真ヘアメイクさんに見せられるようにしておきましょう。指示書を作成して伝わりやすくしておくとより安心です。髪型は前後左右さまざまな角度から撮った写真があると◎。
できれば、なりたいイメージとともに、なりたくないイメージなども伝えられるようにしておくと良いですよ。
こだわりやコンプレックスは共有
メイクや髪型にこだわりがあったり、コンプレックスに思っていたりすることがあれば、担当のヘアメイクさんに伝えておきましょう。また、過去に化粧品でアレルギー反応が出たことがある人も伝えておくと安心です。
これらを怠ってしまい、コンプレックスを強調するメイクにされてしまったり、アレルギーが出てしまったりすると、せっかくの結婚式も台無し。情報共有をして、心配事がないようにしておきましょう。
ヘアメイクさんと信頼関係を築く
また、ヘアメイクさんとの信頼関係もやはり大事。メイクリハーサルの際には、なりたいイメージを伝えるほか、疑問点などがあれば質問して、コミュニケーションを図るようにしましょう。
もしヘアメイクさんとの相性が良くないと感じたら、我慢せずに担当を変えてもらうことも考えましょう。リハーサルをしたことで良くないこともわかったと前向きに捉え、結婚式当日に後悔がないようにしておきましょう。
ヘアメイクリハーサルの付き添い
ヘアメイクリハーサルはひとりで行くのも良いですが、付き添いの人を連れて行くと客観的な意見が聞けるため、優柔不断な人や他の人の意見も取り入れたい人は信頼できる人に付き合ってもらいましょう。
誰と行くか迷うという人は、仲の良い友人や旦那さん、母親など、アドバイスをくれる人を連れて行くと良いでしょう。
新郎もヘアメイクリハーサルするの?
結婚式当日は、新郎だって主役です。「新郎のヘアメイクはどうするの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。新郎の場合、髪型をセットする人は多いですが、メイクをするかどうかは実際のところは意見が別れるようです。メイクは必要ない、そもそもそういう発想がなかったという人もいれば、血色がよく見えるようにメイクをしてほしい、せっかくなら写真映りが良くなるようメイクを頼みたいという人も。当日、新郎もヘアメイクをする場合は、新婦と同じく前もって申し込んでおく必要があります。髪型だけなら行きつけの美容院でセットしてもらうという人もいるようです。
ヘアメイクリハーサルに関しては、一般的には新郎はしない方が多いようです。しかし、新婦と一緒にヘアメイクリハーサルを一緒にできる場合もあるので、新郎もきちんとリハーサルを行っておきたい場合は、式場やヘアメイクさんに一度確認してみましょう。
結婚式のヘアメイクリハーサルをしない人も
結婚式当日を安心して迎えるためにぜひ行いたいヘアメイクリハーサルですが、やらない人もいます。迷っている人は、メリットとデメリットを知って、自分にとって必要かどうかを見極めてみてください。
メリット
ヘアメイクリハーサルをすることによって、当日の髪型が本当に自分に似合うかどうか確認できます。リハーサルなしだと、もしかしたら当日その髪型にするには髪の長さや量が足りない、ヘアアクセサリーと合わないなどの理由で、思っていたような髪型にできないということも考えられます。リハーサルをすれば実際にどのような感じになるのかがわかるので、安心できますよね。
また、リハーサルには2〜3時間かけることが多いので、ヘアメイクを何パターンか試すことができます。リハーサル前に良いと思っていた髪型以外にも、ヘアメイクさんと相談しながらヘアスタイルやメイクを試せるので、本当に自分に似合うヘアメイクに決めることができます。
デメリット
メリットしかないように思えるヘアメイクリハーサルですが、デメリットはずばり、時間とお金がかかること。ヘアメイクリハーサルは、挙式当日のプランに含まれている場合もあれば別料金で追加しなければいけないこともあります。少しでもお金を節約したいという人にとってはデメリットになり得るでしょう。
また、仕事や他の用事で忙しい人は、挙式前の何かと時間が取れない時期に2〜3時間かけてリハーサルをするのは時間がもったいないと感じるかもしれません。
まとめ
ウェディングドレスを決めるときに実際に試着するように、ヘアスタイルやメイクも試してみないと本当に似合っているか、納得できるかはわからないもの。それを確かめるためにも、やはりヘアメイクリハーサルは行っておいた方が良いでしょう。当日は、基本的にすっぴんでもメイクをしていってもOK。服装は当日のイメージがしやすいように、デコルテがすっきりとしている服装をチョイスしましょう。なりたいイメージの写真なども持参して、自分の理想のヘアメイクを共有できるようにしておくと◎。
何パターンかヘアメイクを試せるので、ヘアメイクさんと相談しながら自分の希望をしっかりと伝え、ドレスやアクセサリーの雰囲気と合うかどうかをチェックしましょう。優柔不断だという方は、旦那さんや友人、家族などに付き合ってもらい、アドバイスをしてもらうのがおすすめですよ。もしリハーサルをして懸念点が出てきたなら、当日ではなくてよかったと思って、きちんと解決しておくように働きかけましょう。せっかくの結婚式ですので、納得したヘアメイクを施した最高の自分で当日を迎えてくださいね。